アイマスの歌詞を語りたい ハピリリ

こんにちは。杏みたまです。

 

久しぶりに復活したのでまたやる気があるうちに記事を書こうという魂胆です。

今回のお題はこちら、THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 05 アルストロメリア より「ハピリリ」。

アルストロメリア」も好きなんですけどね。何か歌詞が難しいし他にもいろんな人たちが解説してて、そっちに素直に関心したので今回はお休みです。

 

THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 05 アルストロメリア

THE IDOLM@STER SHINY COLORS BRILLI@NT WING 05 アルストロメリア

 

 

というわけで「ハピリリ」についてですが、そも「ハピリリ」って何でしょうか。何となく「Happy Lyric」って感じがします。調べてみたらLyricってもともと「叙情詩」という意味らしいです。こう言うとアルストロメリアらしい感じがしますね。

今回も最初から順に歌詞を追っていきたいと思います。

 

『ハピリリ 走ってく胸の痛みは

 ハピリリ しみるスパイスのよう』

 

第一声、甜花ちゃん。かわいい。

「ハピリリ」の「ピリリ」がスパイスのような胸の痛みを表しているみたいですね。

しょっぱなから自分の中の「ハピリリ」像が崩れます。

あとしみるスパイスという表現。僕のしょーもない頭では口内炎にしか至りません。

ズキズキという感じなんでしょうか?わりと痛そうです。

 

『だいじなことが変わる気がする

 恋を知って…』

 

だいじなことってなんでしょうね。

 

『キミの視線追いかけ わざと前をとおる』

 

この一文。女の子のいじらしさが出ててすごい好きです。この歌は片思いの歌だと思うんですが、片思いって基本的に内に秘めてて行動に移せない、でも膨らんでく思いがふとした偶然や相手からの思いがけないアクションに反応しちゃう。みたいな感じのイメージが勝手にあるんですが、この歌の女の子は自分から相手の視界に入っていくんですよね。この段階ではまだ気になる男の子って感じですね。

 

『わたしだけが見つける 笑ったあと えくぼホリック』

 

自然と目で追ってしまうのでしょうか。笑顔に惹かれるって健全な感じでいいと思います。

 

『キミの好み探して わりと甘いメイク』

 

ここもいじらしポイントですね。相手の好みに合わせたいんです。

ところで甘いメイクって、そんなにキメ過ぎないメイクってことなんでしょうか、それとも女の子チックなメイクってことなんでしょうか。ここはリアル経験値が無さ過ぎてよく分かんないですね。

 

『わたしだけがひらめく ハートギミック』

 

ハートギミックっていい言葉だと思います。複雑怪奇な人の心を動かすための素晴らしいギミックが女の子の頭の中には既に浮かんでいるんでしょう。

 

『上手にちょっとぶつかって

 どさくさぶってふれあって

 両手をぎゅっと握れば 急接近じゃん』

 

ずいぶん古典的なギミックでした。世界観が違えばボトルアタッカーとして名を馳せていたでしょう。しかし、古典的とは言い換えれば王道です。異性との不意の接触は男女共に効果的なはず。両手をぎゅっと握られた日にゃあもう。

急接近じゃん、に名案思いついたよ感があるのも好きです。

 

『ぐずってたってダメだって

 いー感じって今日も背伸びでスマイル』

 

ほんと前向きな女の子ですね。ただ、スマイルは背伸びをして。等身大の彼女はきっとぐずってしまうような子なんだろうなという妄想が捗ります。

歌詞ではないですけど、「いー感じって今日も」のなーちゃんの歌い方大好きです。

 

『ラブダビ ふくらんだ胸のなかには

 ラブダビ 甘くキミがただよう』

 

第二の謎言語「ラブダビ」の登場です。「Love Derby」だったら恋の歌に合う感じがしますが、片思いのこの歌にはそぐわないですね。じゃあ「Love double」? 無理がありますし、意味もちょっとわかんないですね。

では「Love dubbing」ではどうでしょうか?これもちょっと意味不明感がありますが、自分の恋心を相手の心にも焼き付けようとするって捉えると、歌の女の子の前向きな姿勢にはあってるような気がします。はい決定。異論は認めます。

とりあえず自分の中で決着がついたので、「ラブダビ」問題から話を戻します。最初に胸に走ったのはスパイスのような痛みでしたが、今度は「キミ」が胸のなかに甘くただよっています。

この変化は次の歌詞にも表れます。

 

『小さなことも違う気がする

 恋をしているのかな』

 

女の子のなかで育った気持ちは、恋という器を見つけます。もはや胸の痛みは痛みではありません。

 

『ときどきテンション アーティキュレーション

 ときめきノート 始まる』

 

音楽関連の用語はよく分からないのでここの解釈が難しいです。「テンション」が聴いている者に解決や安定を期待させるような音、「アーティキュレーション」が音の区切り方やつなぎ方、「ノート」が音符らしいんですが、どう捉えるべきなんでしょうか。

ただ、マイナスな感情ではなく、前向きな感情が詰まっているということは感じます。

 

『わたしはきっとキミが大好きだよ』

 

ここ、大好きと言っているにも関わらず「きっと」という言葉が入ってるんですよね。

直前にも「恋をしているのかな」と疑問が残る感じですし、自分の気持ちを完璧に理解はできてない感じがします。

ただ、それでも大好きだよという言葉が出てくるのが、女の子の気持ちの大きさを測れてすごい好きです。きっと明るい希望に満ちているのでしょう。

 

筆がノっているので二番に突入します。

 

『キミが仲良くしてる 女の子はだあれ?

 わたしだけじゃないなら ノットロマンス』

 

焼きもちしてる女の子ってどうしてこんなにかわいいんでしょうか。「キミ」のことを見ていた女の子はこれまで他の女の子と仲良くしている姿を見てきたはずですが、一番で自分の恋心を半信半疑ながら自覚したからこそ二番で気になってしまうんですよ。どうですかかわいいでしょう。

ノットロマンスのところをマイ・ピュア・ロマンスのカードを持つ千雪さんが歌っているのも個人的にエモいです。

 

『友達だってわり切って

 どこまでだってバカやって

 切なくたって幸せ そのほうがいい』

 

まだ恋と友情、二つのルートが女の子の前にはあるわけで女の子は友情ルートを選んだ方が幸せになれるかもしれないのです。

恋のルートはいばらの道。女の子はこのまま友情ルートに突入してしまうのでしょうか。

 

『ビミョーなこの気持ちを

 上手にかわすにはどうすればいいの』

 

「この気持ち」とは、他の女の子に嫉妬してる気持ちの事なのでしょうか。女の子は傷つくことを恐れている感じがします。だからこそ友情ルートという選択肢が出てきたわけです。

 

『ハピリリ 走ってく胸の痛みは

 ハピリリ しみるスパイスのよう

 だいじなことが変わる気がする

 恋を知ってゆくのかな』

 

ここでまたハピリリスパイス。しかし、今回の痛みは同じ表現をされていても違う痛みでしょう。これまでの痛みは恋にすらなっていない胸のドキドキ。今度の痛みは恋の痛みです。

未だ恋を知らない女の子は、この痛みを恋と知る必要があるのです。

 

『会いたいけど会いたくないの

 聞きたいけど聞きたくないの

 知りたいけど知りたくないの

 言いたいけど言いたくないの』

 

素直な気持ちとそれに反する思い。

恋する女の子と背伸びをしていた弱気な女の子の表れでしょうか。

 

『見つめあって大人になる?!

 それならまだ早いから』

 

恋を知らなかった女の子は、これから少しづつ恋を知っていきます。

まだ大人になる必要なんてないんです。

 

『ラブダビ ふくらんだ胸の中には

 ラブダビ 甘くキミが漂う

 小さなことも違う気がする

 恋をして…』

『ハピリリ 走ってく胸の痛みは

 ハピリリ しみるスパイスのよう

 だいじなことが変わる気がする

 恋を知ってゆくのかな』

 

総まとめです。

「キミ」に恋をした女の子は、それまで知ることのなかった恋を知ります。

それは甘く切ない希望の感情。

しかし、彼女の恋は始まりを迎えたばかり。

彼女の恋は時に歪み、時に蕩け、形を変えながら続いていく。

そうして女の子は恋を知ってゆく。

そんな彼女の未来は、誰にも分からない。

 

『ときどきテンション アーティキュレーション

 ときめきノート 始まる

 わたしはきっとキミが大好きだよ』

 

だからこそ前向きに、ここから始まるときめきを言葉にして伝える。

「わたしはきっとキミが大好きだよ」

 

 

 

こんな感じでしょうか。「ハピリリ」は女の子の可愛さと恋の儚さが良い感じにアルストロメリアのキャラ性とマッチしててすごい好きな曲です。

相変わらず適当な解釈と自分勝手なこじつけがありますが、雑になってしまったところもあるのでまた時間がある時にじっくりと考え直してみようかなとも思います。

「わたしはきっとキミが大好きだよ」言われたいですね。大好きな言葉です。

あと、ライブの時一番最後の「ときめきノート 始まる」の後のイエーイ!がコールできなかったことが残念で仕方がありません。リベンジの機会を待ちたいと思います。

それではお付き合いいただきありがとうございました。

今回はアルストロメリアでハピリリでした。