アイマスの歌詞を語りたい DIAMOND

こんにちは。

最早このブログのことは忘れていましたが、久しぶりに765の10thライブを見返したら予想以上に感情が昂り何か書きたくなってここの存在を思い出しました。

今回のお題はTHE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -SECOND SEASON- 01 水瀬伊織より「DIAMOND」。

今回は歌詞のフレーズを『』で囲って書いています。

 

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2  -SECOND SEASON- 01 水瀬伊織

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -SECOND SEASON- 01 水瀬伊織

 

 

水瀬伊織というアイドルは高飛車で、プライドが高く、我儘なお嬢様という表現がぴったりなキャラクターです。また一方で、自分の理想に向けて邁進する真摯な姿勢、自他問わず甘えを良しとしないストイックさ、他人へキツく当たりながらも慮ることのできる優しさなど魅力も多いキャラクターです。

 

そしてそういった彼女の特徴の根底にあるものは自らの意思を通そうとする意志の固さであり、それこそが伊織のダイヤモンドたる所以なわけです。

 

固い意志=硬い石(ダイヤモンド)という言葉遊びはありがちではありますが、何度聞いても良くできてるなあと感心させられます。人間ある程度生きていれば、自分を曲げるということがいかに重要かを知ると思います。そこまで大仰に言わなくても、周りに流された結果思った通りに進まないなんてことは誰もが経験することです。それは当たり前のことで、皆上手に折り合いを付けて生きているわけです。

 

それでも自分の思い通りでなければ嫌だと言うのは、他の人間からはなぜおまえだけがそんなことを言うんだという我儘にしかならないわけです。もしくは現実が見えていない子供の戯言だと一蹴されて終わり。非難轟々の嵐ですね。これこそ『風や雨もかかってきなさい』の風や雨です。

 

しかし、それをかかってきなさいと言える気の強さを彼女は持っています。何故なら『自分は自分』であり、『自身とゆう自信』があるから。他の人間は現実を受け入れても自分はそれを良ししない固い意志を持っている。そしてその意志がある以上、私はキラキラと輝くダイヤモンドになることができる。今はまだ分からないかもしれないけど、絶対に輝いてみせるという自信が溢れているんです。

 

果たして自分はダイヤモンドだと言える強さを持った人間が何人いるでしょうか。それも、人間としてもアイドルとしても成長中の15歳の少女がそれを言い切れるという恐ろしさ。現実を知らない程子供ではなく、理想を忘れるほど大人でもない。そんな道半ばで自分の輝きを信じて生きることができるその強さは、眩しいほど光り輝いています。

 

そして、この歌の中で彼女は『もっと眩しくなれ』『きっともっとずっと輝いていくの』と私はこれからどんどん自分は輝いていくぞと告げてきます。自分はダイヤモンドではあってもその輝きはまだ弱くて、『星や朝』など自分より輝く存在は多くいるんだということもちゃんと分かっているんです。だからこそ時に受け入れられずに反発してしまうけど、やっぱり前を向いて走り続けられるから。『まっすぐイシを磨いて』いつかNo.1になるから。そんな宣誓をしてくれます。どうかそれをずっと側で見守らせてくださいと頼みこみたくなりますよ。

 

あと、この詞で好きなのは、途中の『好きにやってごらん』『You are DIAMOND』『自由になってごらん』という部分。水瀬伊織の輝きの歌を聞いて励まされるだけではなく、直接歌の聞き手にも貴方もまた輝きを持つダイヤモンドなのだと教えてくれるんです。「あんたもやってみなさいよ」という伊織のセリフが聞こえてくるようなこのメッセージは実に彼女らしいと感じます。

 

最後に、この歌の主人公は伊織であり、伊織は自分自身を磨いていくことでNO.1の輝きを放つダイヤモンドになると歌っています。それは、アイマス2でPのプロデュース対象から外れた伊織が、自分は成長しより強くなったんだぞとPに伝えてくるような感じがして勝手にエモさを感じとりました。

 

この曲は歌詞を見てもいいのですが、やはり歌を聴くと釘宮さんの甘くてかわいいけど強さを感じさせる歌声がよりこの歌の魅力を出して素晴らしいものにしてくださっているので聞いたことない人は是非聞いてほしいと思います。ほんとに釘宮さんの声が良すぎるので。

 

それでは、水瀬伊織でDIAMONDでした。